作家名 「haru」
山本晴子さんは、闘病の末2014年に40歳という若さで旅立ちました。
彼女には二つの夢がありました。
ひとつは、写真の個展を開くこと。
もうひとつは、8年続けたブログの書籍化でした。
旅立つひと月前に最後のエネルギーを注ぎ、生まれ育った岡山で
ねこ写真展『LIFE with CAT』を開催することができました。
叶わなかったふたつ目の夢は、5年の時をかけ「haru」のご家族がブログを
書籍化し『カン太とはる』として2019年5月、平凡社より出版されました。
8年間のブログが濃縮され、ご家族宛ての手紙も加えられたフォトエッセイで
す。
生前「岡山の写真展を終えたら東京、大阪でも」と願っていた彼女の想いを
ご家族、全国の猫友たちの手によって、ここに実現できることになりました。
デジタル一眼レフカメラから後に、二眼レフカメラで撮ることが主になり、
今回の展示写真はすべて二眼レフカメラで撮影されたフィルム写真です。
他とはちょっと違った猫写真に仕上がっており、「haru」の人柄そのものの、
優しく柔らかい作品世界に、いつのまにか微笑んでいることでしょう。
「haru」の想いがあふれる写真たちに是非会いに来てください。
開催期間:2019年10月1日(火曜日)〜2019年10月6日(日曜日)
時間:12:00〜19:00(最終日16:00まで)
オーナーより
gallery晴れー南青山ーでの『LIFE with CAT』開催は、haruさんのご友人の加藤恵利子さんの大きな御尽力により開催されますことを一言つけくわせていただきます。