早苗久美子写真展「ツバメ」
転勤族の家に育った私には、場所としての「ふるさと」はありません。そんな私の中にある「ふるさと」への憧憬がどこからくるのかを探し求めて、唱歌「ふるさと」の作詞者・高野辰之とも縁のある長野県飯山市周辺へと通い写真を撮るようになりました。 今回の展示では、都心部と飯山を往復する私自身の眼差しを通して、「ふるさと」を求める心の行方をお見せします。
“写真と余白”をコンセプトにしたギャラリー&ショップ「Nadar(ナダール)」東京マネージャーとして、写真展・写真教室・ワークショップ等を企画・運営。自身も「女性による女性のための写真教室」などの教室・ワークショップで講師を担当。 個人の作家活動としても継続的に写真作品の制作・発表を行なっている。
【主な展示歴】
2011年 9月 伊藤有子 早苗久美子 二人展「時のかたち」/NADAR 2013年10月 個展「あのひと」/monogram 2016年11月 倉敷フォトミュラルf個展部門「モヤチッチ」(飯沢耕太郎選)/倉敷アイビースクエア 2017年4月 個展「森を抱く」/フォトカノン戸越銀座店 2020年11月 個展「étude」/林和美写真画廊
時間:11:00~18:00(最終日17:00まで)
場所:gallery晴れー南青山ー
107-0062港区南青山3−8−5M385ビル302
「ナダール」は現在世田谷区にありますが、3年前まで「ギャラリー晴れ」のお隣にいてくださいました。オーナーの林さんとお二人には本当にお世話になりました。
早苗さんの個展をするのは、私の念願でした。
新しく生まれ変わった「ギャラリー晴れ」で開催していただけるのは本当に嬉しいです。
今から楽しみです。