●展覧会タイトル
「紡いでいく」(2023年「めざせ個展」準グランプリ受賞作品展)
●作家名
イワノモトミ
会期:11月10日(金曜日)〜11月12日(日曜日)
時間:12:00〜19:00(最終日18:00終了)
●コンセプト・解説(作者より)
3.11の故郷の大地震、家族や親しい人の死。乳癌罹患からの治療、コロナ禍。この12年で私の死生観は大きく変わりました。
この死生観の変化が、私が写真を撮る意味を大きく変えたように思えます。
全ては移ろいゆくもの。
とはいえ、生きていく。
写真群は、2020年頃から撮りだめた、日常にころがる「風景」や「動植物」になります。
儚くとも、生きる力を感じる瞬間を紡ぎました。
この世のすべては、儚い夢のようなもので、「生生流転」。
移ろいゆくものの中に、静かな希望や安堵を感じていただければ幸いです。
●生生流転 〘名〙: 万物がたえず生まれては変化していくこと。次々に別の状態に移り変わって、いつまでも変化しつづけること。 (精選版 日本国語大辞典 より)
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*本展は、2023年3月に写真ギャラリー・ナダールにて開催した準企画展「めざせ個展」にて、個展を目指す参加者17名の中から、来場者投票による得票数2位となったイワノモトミさんが個展開催権を得て開催する準グランプリ受賞作品展です。
*本展に関するお問い合わせは、ギャラリー・ナダール(https://g-nadar.net)まで。
●作者プロフィール
1972年 福島県いわき市生まれ。東京都在住
小学生の時に、近所に住んでいた画家に油絵を習う
1988年 木版画を始める(高橋洋氏に師事)
2021年 乳癌罹患をきっかけに、亡くなった父の職業でもあった
写真を始める。
2022年 水彩画を始める(安達ロベルト氏に師事)
写真でのグループ展、公募展に多数参加
2023年3月 ナダール主催の写真公募展「めざせ個展」で準グランプリ受賞
2023年8月 水彩画グループ展「みずにみる」
2024年3月 代官山での3人展を企画中